グラフ 心身障害の治療にいどむ
機能を総合化した重症重度心身障害児(者)施設—東京都府中療育センター
pp.9-11
発行日 1970年9月1日
Published Date 1970/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204062
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肢体不自由と精榊薄弱の両方が重い症状をもった‘重症心身障害児’,精神薄弱または身体障害が重い‘重度障害者’に対して,東京都はわが国ではじめての大規模な重症重度心身障害児(者)施設として,東京都府中療育センターを昭和43年に設立した.重症心身障害児は衛生局,重度障害者は民生局の管轄であり,はじめは別個に建設されることになっていたが,役所の壁をはずして統合した施設としたものである.将来は心身障害総合研究所の設立を予定されている.
重症心身障害児施設(児童福祉法)が200床,精神薄弱児施設(同)が50床,肢体不自由者更生施設(身体障害者福祉法)が100床,精神薄弱者更生施設(精神薄弱者福祉法)が50床である.地上5階,地下1階,延約12,000坪.工費約7億5000万円.
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.