特集 リネン・サプライの合理化
看護からみたリネン・サプライの問題点
栗原 やま
1
1虎の門病院
pp.22-24
発行日 1965年7月1日
Published Date 1965/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202611
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病院におけるリネン管理は,かつて看護業務の中に含まれていたものであったが,看護婦がしだいに専門化されるとともに,看護業務のなかから分離して,家政学の専門家であるハウスキーパーによって管理されることとなった。したがって,両者の関係はきわめて密接ではあるが,その"かなめ"は,正しい理解と協力でなければならない。また,そうした関係にあって始めて,それぞれ業務の本分を発揮できるというものであるが,実際にはなかなかむずかしい問題である。特に,リネン類の補給が円滑に行なわれるか否かということは,すなわち病棟での看護業務がスムーズに行なえるか否かということに直結する問題でもあるので,今回,病棟看護の立場からリネン・サプライの問題について,平素考えていることを少しく例をあげてのべたいと思う。
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