病院長プロフイル・34
同愛記念病院長三沢敬義氏—大学病院から第一線未知数病院長へ
pp.52
発行日 1956年7月1日
Published Date 1956/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201122
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本郷の公孫樹並木の下,幅二尺もあろう大きなカバンに口がしまらぬ位つめこんで,太つたお腹もワイシヤツからお臍が出ようという童顔の紳士に会つたものである。東大物療内科教授の、三沢先生であつた。大きなカバンは,文献論文が手あたり次第入つているのだそうだ。
先生は,福島県の産,東大卒業後物療の真鍋名物教授の下に入り,先輩荒井助教授の早逝後,順調に助教授,教授,病院長のコースを通り,昨年,停年退職後たまたま駐留軍らか返還再開の同愛記念病院の院長に引張り出された。
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