座談會
臨床醫よりみた日米病院管理(上)
守屋 博
1
,
橋本 寬敏
2
,
上中 省三
2
,
卜部 美代志
3
,
榊原 仟
4
,
吉田 幸雄
5
,
尾村 偉久
6
,
千種 峯藏
7
,
木下 正一
8
,
山下 久雄
9
,
小西 宏
10
,
北本 治
3,11
1國立東京第一病院
2聖路加國際病院
3東京大學
4東京女子醫大
5山形縣衞生部
6厚生省醫務局國立療養所課
7厚生省醫務出張所
8木下産婦人科
9國立東京第二病院
10厚生省醫務局國立病院課
11傳研病院
pp.41-52
発行日 1952年9月1日
Published Date 1952/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200535
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醫師の教育,インターン,レジデント
守屋/病院管理ということが近頃やかましくいわれて來ましたが,色々變革が行はれている内相當外國のものを取り入れてありますが,我々は必ずしも押しつけられたとは考えていないのであります。しかしこの點,管理者側だけで話しているとお互に,話が分るが臨床の先生方では必ずしも賛成しかねる點があると思います。日本の病院とアメリカの病院と兩方をよく體驗された方,殊に臨床の方から御覧になつた方々にお集り願つて病院管理のいろいろな改革,を比較して戴いて,御意見を伺いたいと存じます。いろいろな問題があると思いますが,順にお話しを伺うことにして,先づ一番に病院と教育の問題から取上げたいと存じます。これは大學病院は勿論その他の病院が,一應醫者の教育機關になつている,その點は日本の病院も向うの病院も同じですが,その教育のやり方というものについて非常な違いがあるんじやないかと,こういう點について。
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