連載 リレーエッセイ 医療の現場から
ブログを書き続けているわけ
高橋 裕子
pp.407
発行日 2013年5月1日
Published Date 2013/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102530
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- 文献概要
私は二分脊椎症による水頭症と肢体不自由があり,義務教育は養護学校で過ごし,2003年に高校を卒業しました.必要な介助やサポートを受けながら,自分に必要なことは自分で決定し,少しずつ行動の幅を広げていきたいと考え,大学に進学しましたが,自分には不向きな学習スタイルだとわかったので,前期まででやめました.そしてその年の8月,聴覚異常を感じ,半年ほどで聴覚を失いました.
ブログという存在に出会ったのは,20歳の頃.きっかけは,養護学校時代の友人から「よかったら見てね」とURL付きのメールが送られてきたことでした.それまで,ブログという言葉はなんとなく聞いたことがあったものの,それほど関心はなかったのですが,友人の言い回しなどの面白さに,一気に引きつけられました!
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