海外見聞記・26
TURを開発したDr. Theodore McCann Davisについて
田崎 寛
1
1慶大泌尿器科
pp.533-534
発行日 1966年5月1日
Published Date 1966/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204373
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The New York Academy of Medicine,Section on UrologyのFerdinand C. Valentine Awardについては以前この海外見聞記の中で紹介したことがあるが,1966年度のAwardはDr. DavisのTUR開発の仕事に対して贈られた。
3月16日,Academy of Medicineでは受賞を祝うカクテルパーティとディナーが催されDr. Whitmore,Dr. V. Marshall,Dr. Latimmer,Dr. NagamatsuなどN. Y. で主要な地位にある人々とそのスタッフが招待されたほか,全米からTURに関係のある仕事をして来た人々,Dr. Nesbit,Dr. Burns,Dr. Flocksらも集つた。日本人は私の他に東大の岩動先生,大阪市大の原先生が招かれて出席した。この様なpartyでは殆どのdoctorはtuxedoを着て来るが,やはりchief residentや若いstaffは平服で来ている。我々日本人は勿論tuxedoなど持つて居ないから普通の背広で出席した。
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