Japanese
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皮膚科図譜・200
若年性黒色腫
JUVENILE MELANOMA
笹井 陽一郎
1
Yoichiro SASAI
1
1東北大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Tohoku University School of Medicine
pp.691
発行日 1965年7月1日
Published Date 1965/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204125
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症例 15歳,男子。現病歴 3歳頃,右頬部に栗粒大の紅斑を生じ,徐々に増大した。ときに軽度の出血をみたことがある。自覚症状はない。
現症 右頬部中央に,大豆大,帯褐紅色,境界鮮明,扁平半球状に隆起し,表面平滑な小結節を1個認める(第1図)。弾力性軟で,深部への浸潤は殆んどない。硝子圧で淡褐色斑をのこす。
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