Japanese
English
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湿疹に併発し性交を不能ならしめた陰莖線維腫の1例
A CASE OF PENIS-FIBROMA WITH ECZEMA, DISTURBED SEXUAL INTERCOURSE
西岡 久雄
1
,
花本 宣昭
1
,
林原 祐治
1
Hisao NISHIOKA
1
,
Nobuaki HANAMOTO
1
,
Yuji HAYASHIBARA
1
1鳥取大学医学部皮膚泌隈器科教室
1Department of Dermatology and Urology, School of Medicine, Tottori University.
pp.209-210
発行日 1959年2月1日
Published Date 1959/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202495
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- Abstract 文献概要
線維腫は日常良く見られる疾患で,外陰部においても発生する。特に女子には多く,大陰唇,陰核等に見られる。線維腫は良性結合織性腫瘍である為,臨床上余り有意義なものとされていない。故に今日まで文献的には比較的特殊なもののみが報告されているに過ぎない。
私達は湿疹による掻破に続いておそらく発生したと考えられる陰茎線維腫の症例を経験したので報告する。尚この腫瘤の為に約1年間患者は性交不能におちいつていた。
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