Japanese
English
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膀胱異物(ビニール管)の2例
TWO CASES OF FOREIGEN BODIES (NILON-TUBE) IN THE BLADER
阿世知 節夫
1
Setuo Azeti
1
1鹿児島大学医学部皮膚泌尿器科教室
1Dermato-urological Clinic, School of Medicine, Kagoshima University
pp.777-779
発行日 1957年9月1日
Published Date 1957/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202045
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緒言
膀胱異物については度々報告され,それについての統計的観察も詳細に述べられてあつて,さして珍しい疾病でもない。然し以前は自慰による膀胱異物の大半は,ローソク,待針,ヘヤピン,植物の根や茎,硝子棒や体温計が占めていたが,終戦後ビニール管が盛んに市販されるようになつてからビニール管の膀胱異物の報告が増加して来た。著者もビニール管の膀胱異物の2症例を経験したので報告する。
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