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                pp.406-411
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1955年6月1日
                  Published Date 1955/6/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201454
                
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皮膚科
外国文献
皮膚のSilica Granuloma E.Epstein-Arch.Der-mat. & Syph.71:24,1955.
自動車事故の際ガラスの破片により顏面を負傷し,その後該部に発生した無水珪酸肉芽腫の1例を報告している。本症は文献に22例を見出すことができるが,ガラスに起因した最初の症例であり,コーチゾン療法が有効であつた。本症の発生機転にはガラス,砂,陶器,およびその他珪素を合有する製品の溶解度が重要である。著者らは肉芽腫組織中にみられるSchaumann body形成機序について私見をのべ,またberylliosis, asbestosisおよびtalc granulomaもまたそれぞれの起因物質中に珪酸を含有するのでSilica diseaseではないかと考えている。

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