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サルフアメラジン無尿症の1例
佐渡 博
1
,
緖方 豊
2
,
岡崎 溫樹
2
1京都大學醫學部泌尿器科教室
2京都大學醫學部内科教室
pp.228-230
発行日 1951年5月1日
Published Date 1951/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200512
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サルフオンアマイド製劑に就いては1935年Domagkによリプロントジールの出現を見て以來急速に研究業績が發表され我々は各種高級サルフオンアマイド(以下サと略記)に接する機會が多くなつて來た。然し乍ら我々はサ劑の效果のみに目を蔽われ,使用に際し本劑の副作用,殊に腎障碍とそれに基く無尿に就き愼重なる考慮を缺く事が多い。
本邦サ劑無尿症例報告は10數例に過ぎないが其の他に發表せられざる多數の症例が各科醫により經驗されているものと推察される。
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