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プロトミンの奏効した成年性浮腫性硬化症の2例
谷奧 喜平
1
,
渡邊 靖
1
1東京大學醫學部皮膚科教室
pp.184-186
発行日 1951年4月1日
Published Date 1951/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200497
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著者の1人谷奧は嚮きに成年性浮腫性硬化症Scleroedema adultorumの病因論的研究皮性誌57卷,1號,8頁,昭22)で先在する傳染性疾患局所性炎症等が肝臟並に自律神經の一時的障碍を招き,その結果本症が惹起されると述べた。最近我々は新に又本症の2例を經驗,病巣感染の存在を想像してプロトミンを使用した所,效果の見るべきものがあつたので,茲にこれを報告したい。
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