特集 在宅時代の心不全チーム医療—多職種連携,ACPから漢方まで
Ⅳ.心不全在宅医療の可能性と展望
成人先天性心疾患患者の移行期医療—病診連携,在宅管理における課題
塚本 泰正
1
1国立循環器病研究センター移植医療部
キーワード:
成人先天性心疾患
,
移行期医療
,
病診連携
Keyword:
成人先天性心疾患
,
移行期医療
,
病診連携
pp.150-157
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200775
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Point
●外科手術成績の向上により,多くの先天性心疾患症例が成人期に到達することが可能となり,成人先天性心疾患患者は増加傾向にある.
●成人先天性心疾患症例に生じる諸問題に対し,専門医療機関において成人先天性心疾患専門医を中心とする診療体制が構築されてきている.
●現状では成人先天性心疾患領域における病診連携や在宅医療は十分に整備されているとは言えず,今後の体制整備が望まれる.
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