特集 循環器救急診療・集中治療を極める
Ⅶ.ショックを集中治療する
—心原性ショック②—急性冠症候群
田口 裕哉
1
,
伊藤 智範
2
1岩手医科大学内科学講座循環器内科分野
2岩手医科大学医学教育学講座地域医療学
pp.644-652
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200642
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Point
・心原性ショックを合併したACSは,冠動脈インターベンションが進歩した現代でも予後不良である.
・病状は経時的に変化することが多く,ショック進行の徴候を見逃さず早期に治療介入する.
・アルゴリズムを用いて適切に補助循環を使用することが,予後改善につながる可能性がある.
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