特集 不整脈診療—ずっと疑問・まだ疑問
Ⅰ.不整脈診療のベーシック
ペースメーカはなにが新しくなったのか
三橋 武司
1
1自治医科大学附属病院さいたま医療センター循環器科
pp.440-445
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200065
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Point
・不必要な右室ペーシングは心房細動の発生や心不全入院のリスクを増やすことがわかり,その頻度を下げる工夫がされてきている.
・ペースメーカ植込み患者に無症候性心房細動の合併が予想外に多く,予後を悪化させている.現在,遠隔モニタリングなどを用いていかに対処するかを模索中である.
・MRI対応,リードレスペースメーカなど新しいハードウェアが開発されている.
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