特集 総合診療外来に“実装”したい最新エビデンス—My Best 3
【知っておきたい!Common Disease最新エビデンスMy Best 3】
⓳健康の社会的決定要因
水本 潤希
1,2
1東京大学大学院医学医学教育国際研究センター
2愛媛生協病院 家庭医療科
キーワード:
さかさまケアの法則
,
inverse care law
,
回避可能な入院
,
ambulatory care sensitive conditions
,
実装
,
implementation
Keyword:
さかさまケアの法則
,
inverse care law
,
回避可能な入院
,
ambulatory care sensitive conditions
,
実装
,
implementation
pp.748-750
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203778
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My BestエビデンスNo.1
プライマリ・ケア医は社会経済的に困窮した状態にいる患者の診療をおざなりにする傾向がある
本稿では、プライマリ・ケア従事者が健康の社会的決定要因の考え方を日常診療に組み入れる際に押さえておくべき知見を解説する。まず、現状の認識として、プライマリ・ケア医は困難を抱えた患者に決して優しくない、むしろ冷たくあしらっているのではないか、という「不都合な事実」を紹介する。
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