#総合診療
#書評:『医師の感情—「平静の心」がゆれるとき』
平島 修
1
1徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター
pp.112
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200743
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うごめく感情の渦の中で、あるべき医師像とは
「医療現場をこれほどまでに赤裸々に、リアルに書いていいものだろうか」という驚きが、この本を読んで生じた感情だった。いてもたってもいられず、本書の書評を書かせてほしいと編集担当者にお願いしてしまった。「医師はいかなる時も平静の心をもって患者と向き合うべきである」と説いた臨床医学の基礎をつくったウィリアム・オスラー先生の「平静の心」(p.114)を揺るがす内容なのである。
「医師は患者に必要以上に感情移入してはいけない」
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