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書評 医師の感情—「平静の心」がゆれるとき
平島 修
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1徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター
pp.101
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201090
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うごめく感情の渦の中で,あるべき医師像とは
「医療現場をこれほどまでに赤裸々に,リアルに書いていいものだろうか」という驚きがこの本を読んで生じた感情だった.いてもたってもいられず,本書の書評を書かせてほしいと出版担当者にお願いしてしまった.「医師はいかなる時も平静の心を持って患者と向き合うべきである」と説いた臨床医学の基礎を作ったウィリアム・オスラー先生の「平静の心」を揺るがす内容なのである.
「医師は患者に必要以上に感情移入してはいけない」
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