書評
臨床医のための症例プレゼンテーションA to Z[英語CD付]
日野原 重明
1
1聖路加国際病院
pp.96
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100122
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このたび,自治医科大学客員教授であり東京医科大学の総合臨床科教授でもある齋藤中哉教授の執筆と,自治医科大学教授のAlan T. Lefor教授の編集協力により,『臨床医のための症例プレゼンテーションA to Z』が医学書院から出版された.これには英語のCDが付いている.
本書の内容は,2003年以来,ハワイ大学の医学教育フェローシップ・プログラム・ディレクターをされていた齋藤中哉氏が『週刊医学界新聞』誌上において2004年から1年間,12回にわたって連載した「英語で発信!臨床症例提示―今こそ世界の潮流に乗ろう」に,大幅な加筆・修正を加えたものだ.連載は,カンファレンスにおける症例呈示(Case Presentation)の実例を分析し,テキストとして教育的,効率的な症例の提供の仕方を教えてくれる,読者にあたかも米国での症例検討会に出席しているような感を与える記事であった.
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