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インスリン・デテミール(レベミル(R)注)とスフィンクス
酒井 庸禎
1
1酒井内科皮膚科
pp.96
発行日 2008年1月15日
Published Date 2008/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100782
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2008年のインスリン製剤のホットな話題は,2007年12月に発売されたレベミル(R)の位置づけであろう.このコラムには,昨年11月に臨床試験用のサンプル,それに続き12月に発売されたレベミル(R)を1型糖尿病患者さん10名に使用した印象をまとめてみた.
結論としては,レベミル(R)の血糖降下作用はギリシャ神話に登場するスフィンクスの様に,女神の顔のような優しさと,ライオンの体のような猛々しさを兼ね備えているといえる.
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