Brush Up ! CDE●糖尿病療養指導士講座 第4回
理学療法士CDEの基本
小山 昭人
1
1市立札幌病院リハビリテーション科
pp.423-426
発行日 2007年7月15日
Published Date 2007/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100615
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Case:糖尿病合併症疑いのある50歳代男性
50歳代,男性,4年前より健康診断で高血糖指摘されていたが特に通院することもなく経過.体のだるさを最近感じていたが糖尿病と診断されるのが恐くて受診をしていなかった.家族や職場同僚の強い勧めがありしぶしぶ内科受診したところ,再度高血糖を指摘され,教育入院となる.
入院時所見:身長171cm,体重78kg,腹囲87cm,血圧148/83mmHg,空腹時血糖134mg/dL,HbA1C 7.2%,総コレステロール243mg/dL,HDL-C 38mg/dL,中性脂肪179mg/dL.尿糖(-),尿蛋白(-).単純網膜症.腹部CT,頸部エコー,血圧脈波測定などから動脈硬化性変化の指摘を受ける.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.