Japanese
English
特集 けが,うちみ,ねんざのfirst aid
動物咬傷
Animal Bites
宮城 良充
1
Yoshimitsu Miyagi
1
1沖縄県立中部病院地域救命救急診療部
pp.1060-1061
発行日 1992年12月15日
Published Date 1992/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900666
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- Abstract 文献概要
・日常われわれの周囲でみる動物咬傷は大部分がイヌによるものである.その創をめぐって創傷は開放か閉鎖か,抗生剤は使用するのかしないのか,いまだ議論されている.
・しかしながらこれらの議論の大前提は創傷の外科的処置―debridement (洗浄)―がしっかりなされていることであり,やむをえず専門外の医師が処置するときや,処置に自信のないときはためらわず,創は開放のままとし抗生剤を投与するほうが無難である.
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