Japanese
English
綜説
前立腺肥大症におけるPressure Flow Study
Theoretical Aspects of Pressure Flow Study in Benign Prostatic Hyperplasia
山口 脩
1
Osamu Yamaguchi
1
1福島県立医科大学泌尿器科
1Department of Urology, Fukushima Medical University
キーワード:
排尿障害
,
前立腺肥大症
Keyword:
排尿障害
,
前立腺肥大症
pp.183-194
発行日 1997年3月20日
Published Date 1997/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901991
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Pressure Flow Studyでは,筋肉の収縮力学と尿路の流体力学に基づき,排尿筋の強さと尿道閉塞の程度が判定される.排尿筋に内在する収縮エネルギーの量が排尿筋の強さを表わし,排尿時のP/Qプロットからその値を計算できる.排尿後半のP/Qプロットの解析から尿道抵抗曲線が求められ,尿道閉塞の定量的評価が可能となる.これらの理論を基礎にして,Abrams/GriffithsあるいはSchäferのノモグラムがどのようにしてつくられたかを解説した.
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