Japanese
English
特集 ED診療のフロントライン―この一冊で丸わかり!
〈ED関連疾患の治療〉
持続勃起症の診断と治療
Priapism : diagnosis and treatment
林 圭一郎
1
,
佐々木 春明
2
,
冨士 幸蔵
1
,
深貝 隆志
3
Keiichiro Hayashi
1
,
Haruaki Sasaki
2
,
Kohzo Fuji
1
,
Takashi Fukagai
3
1昭和大学横浜市北部病院泌尿器科
2昭和大学藤が丘病院泌尿器科
3昭和大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
持続勃起症
,
虚血性
,
非虚血性
Keyword:
持続勃起症
,
虚血性
,
非虚血性
pp.668-673
発行日 2021年8月20日
Published Date 2021/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207319
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・視診でおおよその見当をつけ,陰茎海綿体内血液ガス分析とカラードプラ検査を行い虚血性持続勃起症かどうかの診断をすみやかに行うことが重要である.また,CTアンギオグラフィが診断に有用なことがある.
・虚血性持続勃起症は救急対応を要するものであり,脱血,生理食塩水で洗浄を行い,交感神経刺激薬を陰茎海綿体内に投与しながら,脱血・洗浄を継続する.それでも改善に乏しい場合は外科的治療に移行する.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.