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特集 前立腺癌のバイオロジーと最新の治療―いま起こりつつあるパラダイムシフト
〈転移性ホルモン感受性前立腺癌(mHSPC)とオリゴ転移前立腺癌に対する治療〉
ハイリスク転移性前立腺癌治療の現在
Current state of high-volume and high-risk metastatic castration sensitive prostate cancer
成田 伸太郎
1
Shintaro Narita
1
1秋田大学大学院医学系研究科腎泌尿器科学講座
キーワード:
前立腺癌
,
高リスク
,
高腫瘍量
,
去勢感受性
,
転移性
Keyword:
前立腺癌
,
高リスク
,
高腫瘍量
,
去勢感受性
,
転移性
pp.308-313
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207224
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▶ポイント
・大規模試験の結果から,ハイリスク転移性去勢感受性前立腺癌(mCSPC)において,去勢治療に化学療法や新規アンドロゲン受容体シグナル阻害薬を併用するupfront治療の予後延長効果が示された.
・本邦では,upfront治療の長期フォローや多数例の治療報告はいまだ少ない.
・進行中臨床治験の結果,新規画像診断の進歩,ゲノム診断の普及がmCSPC診療を変化させる可能性がある.
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