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特集 斜に構えて尿路結石を切る!―必ず遭遇するイレギュラーケースにどう対処するか?
〈疾患に応じた対処〉
脊髄損傷患者の尿路結石
The management of kidney stone in spinal cord injury patients
井上 慎也
1
,
森田 展代
1
,
宮澤 克人
1
Shinya Inoue
1
,
Nobuyo Morita
1
,
Katsuhito Miyazawa
1
1金沢医科大学泌尿器科学
キーワード:
脊髄損傷
,
尿路結石症
Keyword:
脊髄損傷
,
尿路結石症
pp.200-204
発行日 2021年3月20日
Published Date 2021/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207139
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▶ポイント
・脊髄損傷のレベルにより患者個々の状態が異なるため,症例ごとに状態を評価,慎重に治療方針を決定する必要がある.
・脊髄損傷患者に特有の自律神経過緊張反射に注意して,外科的治療に際しては麻酔科との連携が必要である.
・再発予防や経過フォローに関して,適切な排尿管理,24時間蓄尿による評価,定期的な画像評価が必要である.
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