Japanese
English
特集 深淵なる「夜間頻尿」の世界
〈下部尿路疾患と夜間頻尿〉
骨盤底弛緩症と夜間頻尿
Pelvic floor disorders and nocturia
松下 千枝
1
,
鳥本 一匡
2
,
藤本 清秀
2
Chie Matsushita
1
,
Kazumasa Torimoto
2
,
Kiyohide Fujimoto
2
1大阪暁明館病院腎・泌尿器科センター
2奈良県立医科大学泌尿器科学教室
キーワード:
腹圧性尿失禁
,
骨盤臓器脱
,
夜間頻尿
Keyword:
腹圧性尿失禁
,
骨盤臓器脱
,
夜間頻尿
pp.161-167
発行日 2018年2月20日
Published Date 2018/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206191
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▶ポイント
・骨盤底の弛緩により求心路が亢進し,過活動膀胱とそれに伴う夜間頻尿が生じ,術前にあった夜間頻尿の6〜8割が術後に改善する.
・骨盤底弛緩症と多尿,睡眠障害との関連は明らかではない.
・女性の夜間頻尿の診察時には骨盤底弛緩症の有無を常に念頭に置くべきである.
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