Japanese
English
特集 ART時代の男性不妊診療─いま泌尿器科医に求められていること
〈疾患別治療〉
特発性乏精子症
Treatment for idiopathic oligozoospermia
岩﨑 晧
1
,
湯村 寧
2
Akira Iwasaki
1
,
Yasushi Yumura
2
1イムラック泌尿器科
2横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター
キーワード:
特発性乏精子症
,
経験主義的治療
,
ランダム化比較試験
Keyword:
特発性乏精子症
,
経験主義的治療
,
ランダム化比較試験
pp.231-236
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205562
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▶ポイント
・ARTの発展により,特発性乏精子症の治療法に進展はあったが,いまだ確立されたものはない.
・確立のためには,実現困難な大規模なランダム化比較試験が必要とされるが,それによっても不妊症の治療効果の実証には難しさが伴う.
・特発性男性不妊症のなかから原因を1つでも導き出すことが,薬物療法確立への最も近道となる可能性がある.
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