増刊号特集 泌尿器科外来パーフェクトガイド—誰にでもすぐに使える!
2.下部尿路機能障害
32.心因性頻尿—心身症が疑われ,頻尿を強く訴えている患者です。
小川 輝之
1
1信州大学医学部泌尿器科
pp.125-127
発行日 2015年4月5日
Published Date 2015/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205235
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Point
●頻尿,尿意切迫感,尿失禁等が主症状であるが,特定の時間に集中していることが多く,睡眠時には消失していることが特徴的である。
●腫瘍・結石・尿路感染症などの器質的疾患を除外することが重要である。
●心的障害が中等度・高度であると判断される場合は心療内科や精神科にコンサルトし,精神状態について評価治療(三環系抗うつ薬など)を考慮する。
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