Japanese
English
治療
帯状疱疹における疼痛と疱疹後神経痛に対する半導体レーザーの治療効果
Low reactive level laser therapy for herpetic pain and post-herpetic neuralgia
西嶋 攝子
1
,
中川 光子
1
,
名村 章子
1
,
近藤 雅子
1
,
笠原 美香
1
Setsuko NISHIJIMA
1
,
Mitsuko NAKAGAWA
1
,
Shoko NAMURA
1
,
Masako KONDOU
1
,
Mika KASAHARA
1
1関西医科大学附属香里病院皮膚科
1Department of Dermatology, Kansai Medical University, Kori Hospital
キーワード:
帯状疱疹
,
疱疹後神経痛
,
低周波レーザー
Keyword:
帯状疱疹
,
疱疹後神経痛
,
低周波レーザー
pp.280-282
発行日 1998年3月1日
Published Date 1998/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902474
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帯状疱疹における疼痛と疱疹後神経痛(PHN)に対して,低周波レーザーによる治療を試みた.効果判定はPS(pain relief score)を用いて行った.有効以上の有効率は76.9%であったが,帯状疱疹罹患後半年以上を経た症例では有効率は25%と低かった.レーザー治療時に照射部位に軽度の痛みと軽度の紫斑を生じた症例があったが,いずれも治療の必要はなく,治療継続可能であった.低周波レーザーは,帯状疱疹時の疼痛およびPHNに使用して有効かつ有用な治療方法と考えられた.
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