皮膚臨床—病理カンファレンス(2)
Rheum toid nodule(慢性関節リウマチ結節)
本間 真
1
1国立姫路病院皮膚科
pp.804-805
発行日 1973年9月1日
Published Date 1973/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201207
- 有料閲覧
- 文献概要
症例 57歳 女子
現病歴と現症 10年来,リウマチ様関節炎に罹患(朝のこわばり+,RA-test+++,赤沈55mm/1時間,CRP 2+).1カ月前,左肘関節伸側に自覚症状を欠く皮下結節を生じ,次第に大きくなつて来た.初診時(図1)では皮膚面より扁平に隆起した1.4×1.5cmの弾性硬,境界比較的明瞭な無痛性皮下結節で皮膚とは癒着せず,下床とは軽度の癒着がある.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.