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文献紹介 MonoMAC症候群の免疫異常のメカニズムについて
足立 剛也
1
1慶應義塾大学
pp.604
発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412103368
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免疫細胞への抗原提示を司る樹状細胞は,免疫反応を調節する多くの役割を担っており,樹状細胞欠損マウスにおいては体重減少,脾腫,リンパ節腫脹,消化管炎などの重篤な自己免疫症状を呈することが知られている.
今回著者らは,同じように樹状細胞欠損を呈するhuman counterpartを探索し,単球減少などの血球減少,非定型抗酸菌感染症などを特徴とする患者群を見つけた.これがthe syndrome of monocytopenia, B and NK cell lymphopenia and mycobacterial, fungal and viral infections,いわゆるMonoMAC症候群である.著者らはこの患者群の免疫学的解析を行った.
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