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特集② コーンビームCT活用法
耳科領域での活用法
Clinical applications of cone-beam CT in otological practice
小川 洋
1
Hiroshi Ogawa
1
1福島県立医科大学会津医療センター準備室耳鼻咽喉科
pp.244-251
発行日 2013年3月20日
Published Date 2013/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102403
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POINT
●コーンビームCTとは一般的にコーンビーム(cone beam)の形状をとるX線とフラットパネル(flat panel)を応用した小照射野に限定したCT装置である。
●コーンビームCTは限定した関心領域の撮影に特化することにより,低被曝線量ながら,高い空間分解能をもち,骨病変の描出に優れたX線画像診断装置である。
●精細な等方性ボリュームデータが得られることにより,多断面再構築画像,ボリュームレンダリング画像において微細な構造を評価することができる。
●耳科領域における活用法について自験例をもとに実際に得られる画像について解説する。
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