第22回臨眼グループディスカッション
眼の心身症
pp.929-931
発行日 1969年7月15日
Published Date 1969/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204121
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瞳孔緊張症の病態に関する一考察
玉井 嗣彦(松江市立病院)
瞳孔緊張症の病態はいまだ不明である。自験の3症例--19歳女(右眼),44歳女(左眼),35歳男(左眼)--を介して本症の問題点を論じた。
3例とも管状視野陽性,かつ自律神経不安定状態であり,発症前になんらかの精神的動揺をきたしたという点で一致しており,本症の一原因にpsychosensorischeReaktionの関与も無視できなかつた。
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