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特集 眼科検査法(3)
特集
眼筋機能検査法
Muscle balance test
原田 政美
1
Masami Harada
1
1東大眼科
1Department of Ophthalmology, School of Medicine, University of Tokyo
pp.1303-1304
発行日 1963年12月15日
Published Date 1963/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202837
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Ⅰ.斜位の検査
これは従来から行なわれているマドツクス小桿検査法が簡単確実である。詳細は省略するが,とくに注意すべき事項として,
(1)小桿を装用させる前に,スカラの光点を目標にして遮蔽法を行ない,どの程度の斜位であるかを確認しておく必要がある。もし小桿装用後の線条の現われ方が,この確認した眼位のものと著るしく違うときは,検査方法にどこか欠陥があるか,あるいは斜位ではなく異常対応を持つた間歇性外斜視ではないかなど再検討の必要がある。
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