私の經驗
日本に於て國際眼科學會が開催せられたならば
中村 文平
pp.366
発行日 1953年7月15日
Published Date 1953/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201550
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今迄に國際眼科學會の開催地として定められた所はRinzehr, Napoli, petrograd, Amsterdam, Madrie,Cairo, Wien, London, New-York等で一般に珍らしい觀光都市である。又一面に於ては航空機の發達とゝもに世界は漸次縮少せられつゝある。此2つの理由で從來歐州を中心として開かれて居つた國際眼科學會が遠く東洋へ進出すると云う事も考えられる。
New-Yorkで明年開かれ其4年後にどこで開催せられるか。夫れはわたくしの考えでは印度のBombeyでは無いかと思う。其理由はわたくしが最近國際眼科學會の理事を辭したが,其後任者はBombeyのSir Iai Dugganであるので,恐らく印度のBombeyで開かれるのでは無かろうかと思う。
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