銀海餘滴
近視について
大塚 任
pp.1077
発行日 1952年11月15日
Published Date 1952/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201363
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近視は文化の進歩と共に増加すると言われ,我國でも年々増加し一時は中學校で30-40%近くの近視があつたが,終戰後勉強樣式の變化の爲か最近都會の中學校でも近視は20%に減つた之は勉強しないで近視が減つたのでは情なく,勉強しても近視にならぬ樣豫防が大切である。
普通の近視は大抵10歳前後に始まり18歳頃最も強く進み26歳頃で停止するものである。
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