銀海餘滴
消息
pp.65
発行日 1952年1月15日
Published Date 1952/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201051
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◇病院の臨床檢査の運營について基礎となる事項に關する知識を交換する目的で,東一の坂口,橋本聖路加,加藤東醫大各病院長が發起人となつて,「臨床病理懇談會」が出來た。これは現在東京都下に限定されているが,やがては全國の病院に普及する豫定で,年に4回位例會を開いて報告するとの事で,第2回を1月下旬に開く。暫定的の會長には橋本聖路加病院長が推された。
◇醫師法第6條第3項に基いて毎年12月31日現在を以て届け出るべき醫師のいわゆる現状屆の樣式が,本年末の分から改正されて厚生省令で公布された。今回からその用紙は厚生省にて一括作製し,都道府縣廳に送付された。開業醫たるも,病院の勤務醫,官公廳に勤務する醫師たるとを問わず,1月15日迄に住居地の保健所を經て都道府縣知事に屆け出でなければならないことになつているから,醫師の有資格者は注意を要する。
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