増刊号 ターゲット別! 画像診断お助けガイド—基本画像から最新モダリティまで
Ⅰ 部位別
頭蓋内
脳・視放線
山下 力
1
,
三木 淳司
1
1川崎医科大学眼科
pp.203-209
発行日 2014年10月30日
Published Date 2014/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200051
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◎脳梗塞において,CT,T1WI,T2WI,FLAIR画像では発症6時間以内の検出は難しいが,DWIは発症1時間後ぐらいからの急性期脳梗塞における早期虚血変化を高信号域として検出する感度が高く,診断に有用である。
◎CTは脳出血診断に用いられる頻度が高い。血腫は急性期に高吸収域となるが,発症1〜3週頃にかけて血腫辺縁部から低吸収域に変化し,徐々に目立たなくなる。
◎MRIの各撮像法には撮像条件を決定する多くの撮像パラメータがあり,これらを調整することで目的とする脳卒中の病期診断などに必要な画像情報として得ることができる。
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