特集 オキュラーサーフェス診療アップデート
3.角膜移植の新しい展開
角膜内皮移植
角膜内皮移植の適応
門田 遊
1
1久留米大学医学部眼科学講座
pp.203-206
発行日 2012年10月30日
Published Date 2012/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410104458
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Point
1.水疱性角膜症,全層あるいは角膜内皮移植術後の移植片不全が適応であり,第一選択となりつつある。
2.強い角膜実質混濁のある症例は術後も混濁が残存して視力に影響を及ぼす。
3.前房の浅い症例および空気タンポナーデが困難と予想される症例は難症例である。
4.難症例であっても,工夫することで角膜内皮移植術が可能となる場合がある。
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