特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
1 屈折・調節の異常,白内障
■白内障の治療
老視矯正眼内レンズ
中村 邦彦
1
1たなし中村眼科クリニック
pp.66-70
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103910
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ここが変わった!
以前の常識
●白内障手術後の眼内レンズ(IOL)挿入眼では,調節力はないので,遠方狙いの場合には近用眼鏡が必要となることはやむをえない。多焦点IOLはグレア,ハロー,コントラスト感度低下の問題が大きく,適応となることが少ない。
現在の常識
●新世代の多焦点IOLが使用可能になり,以前の問題が軽減されて,適応となる症例が増加し,多くの症例で眼鏡への依存度が軽減できる。
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