特集 救急手技のポイント
Ⅱ.産科・婦人科
会陰裂傷
渡辺 美佳
1
,
永井 宏
1
1向仁会 永井病院
pp.314-315
発行日 1990年4月10日
Published Date 1990/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900067
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分娩時,胎児の下降に伴う軟産道伸展と児頭圧迫との不均衡により会陰部に裂傷ができることがあり,これを会陰裂傷という。
一般には初産婦に多く経産婦に少ないが,年齢や体質,そして運動の既往なども関係する。特にスキーやスケートの選手など極度に下半身の筋肉が発達した産婦には複雑な会陰裂傷をみることがある。
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