特集 救急手技のポイント
Ⅰ.基本手技
気管切開
今野 弘之
1
,
阪口 周吉
1
1浜松医科大学,第2外科
pp.291
発行日 1990年4月10日
Published Date 1990/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900053
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外傷,腫瘍,炎症などによる気道の閉塞があり他の手段では気道の確保ができないときや,気管内挿管による呼吸管理が長期に及ぶときなどが気管切開の適応となる。気管内挿管に比べて患者の苦痛が少なく,食事摂取が可能であり,また吸引が容易でカニューレの交換も簡単にできることが利点である。
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