今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?
抗悪性腫瘍薬―妊婦への投与が禁忌の医薬品と妊娠期ごとの副作用
小畠 真奈
1
1筑波大学医学医療系総合周産期医学
pp.268-277
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210260
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●サリドマイド,タモキシフェン,メトトレキサート,ブスルファン,トラスツズマブ,ベバシズマブ,三酸化二ヒ素は妊娠中に使用すべきではない.
●妊娠継続を希望する場合,妊娠第1三半期には抗悪性腫瘍薬を使用すべきではない.
●妊娠第2三半期以降は,抗悪性腫瘍薬(添付文書上「禁忌」とされるものを含む)による治療を行うことがある.
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