今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法
子宮内膜の再生
子宮内膜幹細胞とその増殖
升田 博隆
1,2
1HMレディースクリニック銀座
2慶應義塾大学医学部産婦人科学教室
pp.1198-1204
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210196
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●子宮内膜は再生能力が高い組織であり,成体幹細胞(組織幹細胞)が存在すると考えられているが,完全には同定されていない.
●子宮内膜の間質および上皮についてそれぞれ幹細胞候補は存在するが,増殖のコントロールは難しく,特に上皮の幹細胞候補はin vivoでの培養が困難である.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.