今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方
部位別各論 : 子宮体部
子宮体がんの筋層浸潤評価はいかに行うか
坪山 尚寛
1
1大阪医療センター放射線診断科
pp.896-900
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209486
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●MRIで筋層浸潤を評価する際,T2強調像,拡散強調像,造影ダイナミック早期相,造影ダイナミック後期相が必要なシークエンスである.
●拡散強調像と造影ダイナミック後期相が最も重視すべきシークエンスであり,筋層浸潤の有無とその深さを評価可能である.
●T2強調像と造影ダイナミック早期相は筋層浸潤の有無の評価に有用だが,ピットフォールを知らずに読影すると不正確な評価の原因となる.
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