講座 実地医家のためのホルモン講座
プロゲステロン
蜷川 映己
1
Terumi Ninagawa
1
1名古屋大学医学部産科婦人科教室
pp.822-827
発行日 1985年10月10日
Published Date 1985/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207271
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1929年にW.AllenとG.Cornerが,卵巣の黄体からの抽出物が子宮内膜に特異な反応を起こすことを報告し,さらに1930年,1934年とその抽出物の純化を報告した。
1930年にはButenandtがpregnanediolの構造を決定したが,1934年にはButenandtをはじめWertphal,Slotta, Allen等の多くの研究者が黄体ホルモンの結晶化に成功した。
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.