症例
初期腹膜妊娠の1例
藤谷 繁雄
1
,
藤田 博正
2
,
川口 勲
2
Shigeo Fujiya
1
,
Hiromasa Fujita
2
1総合病院勤医協札幌病院産婦人科
2帯広厚生病院産婦人科
pp.535-537
発行日 1981年7月10日
Published Date 1981/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206464
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腹膜妊娠は,比較的まれな疾患であり,多彩な症状を呈するため診断が困難であり,開腹によりはじめて診断がつく症例が多い。
今回,われわれは妊娠初期に腹膜妊娠と診断し開腹,胎盤胎嚢除去にて良好に経過した症例を経験したので,その大要を報告する。
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