トピックス
estrogen使用者では子宮内膜癌患者の生存率を高める
広井 正彦
1
1山形大学医学部産科婦人科
pp.117
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206390
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estrogen投与は,子宮内膜癌発生に関与するとの報告が多く,とくに閉経以後のestrogen投与の是か否かが注目されてきている。
一方,すでに以前にestrogenを用いていた子宮内膜癌患者には生存者が多いとの報告もあり1),さらにHorwitzら2)は,estrogen使用者に子宮内膜癌になる危険が増加するとの従来の研究には検出上に片寄りがあるとして再びestrogenと子宮内膜癌との関係について検討されるようになって来た。
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