実地臨床手技のエッセンス 妊娠に合併する難症のとり扱い--他科よりのアドバイス
妊娠と血液疾患
桜川 信男
1
Nobuo Sakuragawa
1
1富山医科薬科大学中央検査部
pp.863-865
発行日 1979年11月10日
Published Date 1979/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206128
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産科領域に合併する難症の血液疾患として,まずあげられるものは分娩時に止血困難をもたらす出血性素因があり,これが母体の生命を脅かすことがしばしばあり,その対策が重要となる。
本稿では,それらの出血性素因を止血機構の点からみて,血管系要因,血小板系要因および凝固系要因に分けて解説的にのべる。
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